オランダ1部PSVに所属する日本代表MF堂安律が、オランダメディア「Omroep Brabant」のインタビューで、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)への強い思いを口にしている。
2019-20シーズンにフローニンヘンからPSVに加入した堂安だが、昨年夏の移籍市場ではクラブを離れる道を模索していたという。しかし、監督と話し合いの場を持ち、残留を決断。今季はリーグ戦20試合に出場して6得点を記録し、アヤックスと勝ち点差「4」で2位につけるチームで存在感を示している。
PSVは、リーグ戦、KNVBカップ、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの3冠の可能性を残しているが、堂安は「僕はすべてを勝ち取りたいし、僕たちはすべてを勝ち取る。現実になるところが見えている。アヤックスの背後に迫っているし、KNVBカップも決勝の90分を残しだけだ。カンファレンスリーグの戦い(準々決勝)も、間もなく始まる」と、タイトル獲得に自信を見せている。
PSVの選手としてUEFAチャンピオンズリーグの出場を目指す堂安だが、日本代表としてワールドカップ(W杯)出場も目指している。しかし、カタールW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(2-0)とベトナム戦(1-1)を戦う日本代表メンバーからは選考外となり、堂安は自身のツイートで「逆境大好き人間頑張りまーす! あ、怪我してません!!」と綴っていた。
そんな堂安は、「僕は今、代表に選ばれていません。そのことにはイライラしました。でも、日本のためにW杯に出場できれば、とても光栄です」と、本大会出場への意欲を覗かせる。一方で、「ただ、どちらか1つを選ばなければならないなら、PSVでCLを戦いたい」と、“究極の2択”に対し自身の考えを示している。
世界最高峰の選手たちが欧州に集い、日常的にプレーするクラブで各国リーグの優勝を目指す。その上位チームのみが出場する欧州CLが、現在のサッカー界で最高峰のレベルにある大会であるのは周知の事実。とにかくサッカーがうまくなりたいという求道者的な面もある堂安らしい解答かもしれない。
フットボールゾーン 2022年4月5日 15時10分
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【サッカー】<堂安律>「僕は今、代表に選ばれていません。イライラしました。」“W杯orわCL”「どちらか1つならCLを戦いたい」 [Egg★]
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