バルセロナは2日にラ・リーガ第9節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に臨み1-0の勝利を飾った。匿名で新型コロナ感染者が7人出たことを発表したマジョルカでは、MF久保建英が招集外となっている。
新型コロナでジョルディ・アルバ、バルで、デスト、コウチーニョ、デンベレ、アブデ、ガビ(いずれにしても出場停止)、ダニ・アウベス(いずれにしても選手未登録)、負傷でアンス・ファティ、ペドリ、メンフィス、ブライトバイテ、セルジ・ロベルト、出場停止で*ケッツを欠く非常事態のバルセロナ。チャビ監督はこのマジョルカ戦の延期を声高に叫んでいたが、13選手が起用可能(その内5選手がトップチーム所属の必要あり)ならば延期は要求できないとのラ・リーガのプロトコル通り、試合開催の運びとなった。
チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFミンゲサ、ピケ、エリック・ガルシア、アラウホ、MFニコ、フレンキー・デ・ヨング、リキ・プッチ、FWイリアス、ルーク・デ・ヨング、FWジュグラを先発として、いつもの4-3-3システムを採用している。
前日会見では離脱者の多さを嘆いて「カフェイン抜きの試合になる」と予言していたチャビ監督だが、しかしバルセロナはチャビ印がしっかり刻まれたポゼッションフットボールによってマジョルカを圧倒。先発メンバーを大幅に変更したことによって、クーマン前監督からチャビ監督となりパフォーマンスが改善されていることが浮き彫りになった格好だ。
ニコとF・デ・ヨングがゲームを組み立て、ミンゲサ&イリアスが位置する右サイドから消極さが目立つマジョルカ(システム4-2-3-1、イ・ガンインは右サイドハーフ)を攻め立てていくバルセロナは、44分にL・デ・ヨングが先制点を獲得。30分近くにポスト、クロスバー直撃のシュートを立て続けに放っていたオランダ人FWは、ミンゲサのクロスからヘディングシュートを叩き込み、三度目の正直となるゴールを決めている(今季2店目)。失点したマジョルカは、GKレイナのシュートへの対応があまりにもまずかった。
1点リードで試合を折り返したバルセロナは、後半も主導権を握り続ける。しかし71分にはニコがプレー続行不可能となり、チャビ監督はアルバロ・サンスをトップチームの公式戦で初起用。さらに76分にはミンゲサまで体を痛めてラングレを出場させ、また81分にはイリアスとの交代で18歳エスタニスをトップチームデビューさせた。その後バルセロナはマジョルカの意地の猛攻に遭ったものの、T・シュテーゲンがジャウメ・コスタのシュートを片腕で弾く好守も飛び出し、必*守備で無失点を維持したまま試合終了を迎えている。
2試合ぶりの勝利を飾ったバルセロナは勝ち点を31としてアトレティコ・マドリーに敗れたラージョ・バジェカーノを抜いて5位に浮上。4位アトレティコを勝ち点1差で追っている
Goal 1/3(月) 6:57
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