財政難に陥っているスペイン1部バルセロナで選手への給与未払いや遅延などを合わせると総額500億円に達する可能性が指摘されている。
スペインメディア「ミオトラリーガ」は「バルサは数々の大きなタイトルで敗退し、リーグでは低迷し、欧州リーグ(EL)のようなマイナータイトルにしがみつくしかなくなっている。そして、その経済事情はまだまだ悪い」と指摘。そして「クラブが天文学的数字の借金を引きずっていることはすでに知られているが、13億5000万ユーロ(約1755億円)の負債のうち3億8900万ユーロ(約505億円)は、サッカー選手の給与に関連している」と報道した。
バルセロナでは深刻な財政難から選手に対して減俸や報酬の分割払い、支払い猶予などを交渉して飲んでもらってきた。さらにスタッフや社員に対しても、給与の支払いを4年以内の期限付きで先延ばしするケースも出ている。それらの〝負債〟をまとめると、500億円超という途方もない額に達するというのだ。
その中でも大部分を占めるのが、昨夏退団したFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)の給料。「アルゼンチン人選手には9100万ユーロ(約118億円)の借金がある。これはたとえ彼が愛するクラブから血を流させることになったとしても、彼が許すことはないだろう」と同メディアは指摘。当然のことながら、メッシは減額などの要求には応じずきっちりバルセロナから取り立てるというわけだ。
こうした窮状から同メディアは「バルサはどう見ても破滅だ」とバッサリ。最近「Spotify」との大型スポンサー契約が明らかになったばかりだが、名門の財政難はとてもそれだけでカバーできそうもない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/069ddf1685b5d9b7a8874e513f23544fdd5c409d
【サッカー】バルセロナの給与未払いが総額500億円到達 [数の子★]
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